「もっと、早く教えてほしかった!!」
先日、1年8ヶ月ぶりに大阪でエンパシーライティング・ベーシック講座を開催しました。3時間の講座中に、奈良からご参加くださった清水 裕貴さんから少なくとも5回、冒頭の「もっと、早く教えてほしかったーー!」とコメントをいただきました。
清水さんは、理学療法士の資格を持つ整体師。今は、体の動きを科学する整体院「からだケアサポートゆいまーる」を運営しています。エンパシーライティング開発者の中野巧さん著書「6分間文章術」を読み、昨年夏から独学でエンパシーライティングを実施してきたそうです。
エンパシーライティングの講座を受けたかったけれど、大阪ではなかなか開催されていないので、GWに東京で開催される1day講座に申し込んでいたといいます。
ところが、1dayに申し込んだ後、大阪でベーシック講座が開催されることを知り、「少しでも早く学びたい!」と、私の講座にも申し込んでくださったと。
[心の声]
あの、それって私に対するハードル高すぎませんか・・・?
私は、事前にエンパシーライティングを活用してきた方には、エンパシーライティングのノウハウをお伝えしたことがなかったので、
「それ、本に書いてあったし」
「もう自分でやってるし、わかってる」
みたいに、「せっかく、講座にきたのに・・・」と、ガッカリされたらどうしよう。と、ちょっと心配。
若干……よりもかなり大きなプレッシャーを感じながら、エンパシーライティングのベーシック講座をスタートしました。
講座の中盤、これから行うワークショップの説明のため、デモンストレーションをしたところ、清水さんが満面の笑顔で、
「ここまでできていたら、カンタンですね!」
「自分でも、今みたいにスラスラと文章を組みたてられますよ」
と発言。
思わず私も釣り込まれて、「でしょ! そうでしょう」と素で応えてしまいました。
エンパシーライティングは、A4用紙1枚のチャートを使って、「文章の設計図」を作るところから始めます。
そう説明すると、未経験の方には、
「手間が掛かりそう」
「面倒くさそう・・・」
思われてしまうかもしれないけど。
頭の中にある混沌とした情報を、一度、書きだして整理するステップを入れることで、スラスラと書けるんですよね。
この気持ち良さと快適さは、体験してみないと判らない。かも。
独学では判らない、ちょっとしたポイントや大切なコツを伝えられてよかった! と、ほっとしました。
本を読んで半年以上、エンパシーライティングを実践し、東京に遠征して1Day講座を受ける! と決めている清水さんに、「本を読んで判ったつもりになっていたのと、全然、違う! 参加してよかった」とおっしゃっていただき、とても嬉しかったです。
さて。
「もっと早く受けたかった!」のリクエストにお応えして、次回の講座は、1年以上待たせたりしません!