こんにちは。今日はプレゼン資料を短時間で作る方法についてお話しします。
私はライターですけれども、文章講座やプレスリリース講座などのセミナーをする機会もあるので、PowerPointでプレゼン資料を作ることが非常に多いです。
自分で言うのもなんですが(笑)、ドキュメントやプレゼン資料作る時間はかなり短い方だと思っています。
いろんなTips(小技)も駆使しますけれど、それよりもっと効果がある! これをやっておいたら、今まで掛かっていた時間は、3分の1位になる人もいる! そんな資料作りの方法です。
私はWindows派だからパワポですが、Macの方にも役立つ知恵ですよー。とってもシンプルで効果のある時短技なので、実践してみてください。。
資料を作ろうと思った時に、まず用意するのは紙とボールペンです。
アニメーションを作るときに、絵コンテをつくるというのを聞いたことがありませんか? 小説を書く場合は、プロット(物語の筋)をつくります。クリエイターの人は、いきなり作品の最終形を作り始めるのではなく、大まかな流れを“見える化”します。
プレゼン資料作成もそれと同じです。
私の場合は、A4用紙の裏紙に縦に1本線を引き、横に2本引いて6分割します。1コマがパワポの1ページと考え、どのページに何の情報を入れるのかを考えていきます。
最初の枠はタイトル。次は、自己紹介。3枚目に今日のアジェンダ。
キーワードの一言でいいので、このページにはどんな情報が入るのか、自分にわかるようにしていきます。
数年前に書いたものがあるので、貼って起きます。自分が分かればそれでいいにしても、字が汚いですね(笑)。思考のスピードを落とさないために、ガシガシと書いています。
最終ページまで、全体の流れを作り終えたら、次は各ページに必要なデータや素材を揃えます。データを揃えていくうちに追加したい情報もでてくるでしょう。必要に応じて、下書きに追加する情報を赤字で書き入れていきます。
もちろんページが前後することもあります。番号を振ったり、矢印を引いたりして、前後関係を修正します。
ここまで全て紙ベースで行い、頭の中を整理。載せるグラフデータや、素材写真を準備万端に整えます。
パワポを開くのは、ここからです。あとは、機械的にパワポを操作していくだけ!
このやり方の良いところは、パワポに取りかかったときには全体像が把握できている点です。
ゴールがブレないし、今、作業全体のどの辺まで進んでいるのかが明確に分かります。作業の時間が短縮できるだけではなく、残り時間の見積もりも容易になるのです。
大体、こうした資料を作成するときは、〆切まで余裕がなく焦っていることがほとんどでしょう。(あ、これは私だけかもしれませんね)
あと何時間で完成するのかを把握しながら資料作成できるのは、メンタル面からもありがたいです。
シンプルだけど効果バツグンの時短技です。今まで、いきなりパソコンに向かっていた方は、ぜひ一度、このやり方を試してみてください。