こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です
今日は、「えっ! プレスリリースって誰でも出せるんですか!?」の話です。
私はロボット関係の取材を15年以上続けています。ロボット製作者や、メーカーさんで親しくさせていただいている方も大勢います。
ある時、偶然、久しぶりにお会いしたメーカーさんが「新製品を出したんです」とおっしゃいました。
私が何度か記事を書いたことのあるメーカーさんだったので、「ロボコンマガジン(隔月刊誌。現在休刊中)にプレスリリースを送りましたか?」と尋ねたところ、広報の方が「いえ、広告を出す予算がないので……」とおっしゃるのです。
いえいえ。プレスリリースは無料で送れますよ。雑誌の巻末に新製品紹介コーナーがあるから、うまくいけば編集部がコーナーに乗せてくれるかもしれません。送るだけ送ってみればいいんですよ〜。と伝えたら、すごく驚いていらっしゃいました。
広報は広告とは違います。広告を打つには費用がかかるけれど、広報活動は自由にできます。新商品やサービスをうまくアピールして、マスコミの目に留まれば、記事に取り上げてもらえるかもしれません。
それに、プレスリリースは誰でも出せます。企業はもちろん任意団体や個人が出してもいいんです。実際、私は2015年にあるプロジェクトを立ち上げて、まだ個人レベルの活動だったんですけれど、プレスリリースを出して記者会見を開かせていただきました。
企業の協力もあったおかげで、マスコミが集まってくださり、記者会見の当日にYahoo!トップニュースになりました。その1ヶ月間で、国内外のメディア30件に掲載されました(確認できているだけで)。
その後、社団法人を設立したので、私は活動の節目でプレスリリースを出してます。ありがたいことにプレスリリースを出したときの掲載率は100%。毎回、複数のメディアに取り上げられてますから100%以上と言っても過言ではありません。ちなみにメディア掲載は、4年間で186回(2020年1月現在)。
もちろんプレスリリースを送ったからといって、必ず掲載されるわけではありません。でも、プレスリリースの基本や形を押さえて、マッチングできそうな媒体にピンポイントで送れば掲載率はアップします。
だけど、一般の方は、そもそもプレスリリースを見たことがないんですよね。
私の場合は、ライターとしてたくさんのプレスリリースを受け取ってきました。正直ほとんどのプレスリリースは、一読しただけで取材に行ってません。私は10年間プレスリリースを受け取る中で、取材に行きたくなるプレスリリースと読み捨ててしまうプレスリリースの違いを体得していたのでしょう。
今も、プレスリリースを作成するときには、それを意識しながら“取り上げてもらえるプレスリリース”を書いています。
冒頭のエピソードの頃は、私はまだプレスリリースを受け取るばかりだったので、書き方のポイントを伝えられませんでした。今の私なら、プレスリリースはこんな風に書いたらいいですよ。タイトルにこんな工夫をすれば、掲載率が上がりますよ。送るのなら〜〜と、たくさんのことを伝えられます。
実際、数年前から岡山県産業振興財団や大阪市男女イキイキ財団でプレスリリースセミナーもやらせていただいてます。
今年はコロナで、プレスリリース講座をできそうもないので、個人的にオンラインセミナーでやることにしました。これから定期的に開催していきますが、6月中は受講料半額キャンペーンをしているので、お得です! 興味のある方は、ぜひ下のボタンをクリックして詳細をチェックしてください。
興味を惹かれるネタがあったら、私もぜひ取材させていただきたいです!
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 5 | |
音声入力 | 14 | 1366 |
推敲・修正 | 12 | 1496 |
校正(2回) | 7 | 1482 |
タイトル画作成 | 5 | 1514 |
アップロード | 3 | |
計 | 46分 | 1514 |