こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日はブログ更新を継続するためのネタの見つけ方についてお話をします。
ブログは頻繁に更新した方が良いと言われますけれど、「今日は何を書こう?」と悩む日もあると思います。
私は、サイトをリニューアルしてから毎日ブログをアップしていますが、夫から「よくそんなに書くことがあるね」と感心されます。
ライターを始めて15年。文章講座の講師を始めて7年。ブログのネタになるストックはたくさんあります。これは私に限らず、専門家の方や経営者の皆さんは必ず持っているはずです。
コンテンツはあるんだけれども、パッと引き出す方法を知らない。それだけなんですよね。
そこで、今日は私が使っているフレームをお伝えします。
私は文章を考えるときに、ターゲット×テーマ=切り口と発想をしています。右の図をご覧ください。ターゲットとテーマそれぞれ2つの三角が重なる部分が切り口になります。
話題の切り口を考えたら、大きな三角のボディが課題の解決。そしてその課題を解決したら、ターゲットの方の未来はこうなりますよ……というイメージで、文章の構成を考えるのです。
このままだと抽象的なので、私が深く関わっている痴漢抑止バッジプロジェクトを例にしてお話しします。
痴漢抑止バッジプロジェクトのターゲットは1番被害にあって困っている女子高校生。テーマは性暴力(電車内の痴漢)。切り口となるのは「声を上げて助けを求められない」。
そこで、解決策として痴漢抑止バッジをつける提案。痴漢抑止バッジをつけるだけで、電車内で痴漢に遭わない未来を手に入れられる!
これが痴漢抑止バッジプロジェクトの考え方のベースになっています。
このフレームは、ターゲットが同じでもテーマを変えれば話題の切り口が変わり、いろいろなネタを出すことができます。
逆にテーマが同じでも、ターゲットが変われば切り口が少し変わり見せ方も変わってきます。
私は、このフレームをブログだけではなく、経営者インタビューなどにも活用しています。この商品やサービス、知識などを使うと、あなた(ターゲット)にこんないいことがありますよ〜! と、伝えられるように意識しながら文章を書いています。
その他にもプレスリリースを書く際にも、このフレームは活躍します。
ブログのネタ出しや、文章を書く時に切り口をどうしよう? と悩んだら、一度このフレームを使って考えてみてください。
お役に立てば嬉しいです。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 6 | |
音声入力 | 5 | 985 |
推敲・修正 | 7 | 1011 |
校正(2回) | 5 | 1016 |
タイトル画作成 | 6 | |
アップロード | 14 | 1064 |
計 | 43分 | 1035 |