こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「刺さるセールスレターを書く簡単なコツ」についてお話をします。
セールスレターを書くときは、ターゲットを絞ると良いとよく言われます。漠然と書いたメッセージより、しっかりとターゲットを絞り、その人に向けて書いたほうが絶対に思いが伝わりやすくなります。
一般的に言われるのが「ペルソナ」を作り、メッセージを書くと言うやり方です。
ペルソナとは、想定するユーザー像です。ネットで、ペルソナの設定方法を検索すると、「氏名や年齢、性別、職業だけではなく、価値観やライフスタイル、身体的特徴までかなり細かい情報を決めます」なんて書いてあります。
これは、大きなプロジェクトでメンバー全員がターゲットを共有する時に、とても有効な方法です。でも、そもそもペルソナを設定するのってマーケティングのプロでもない限り難しいんですよね。
そこで今日は誰でも簡単にできる、少人数チームでも有効な方法をお伝えします。
これはセールスレターを書くのが、とても上手な経営者の方から教わった方法です。
彼は、新しい商品やサービスをリリースするときに「誰にこの商品を使ってほしいのか?」「誰が1番喜んでくれるのか?」を徹底的に考えるそうです。そして、友人、知人、仕事で知り合った方等を思い浮かべ「○○さんに、ぜひこの商品を進めたい!」と決めるそうです。
こんな風に、自分の知り合いを仮想ターゲットにしている方は、大勢いるでしょう。私もやっています。ただ、彼の場合は、ここからがユニークなんです。
普通、文章を書くときにはWordやメモ帳などを使いますよね。でも、彼はここでおもむろにメールソフトを立ち上げるのです。
そして
〇〇さんへ
と冒頭に書いて、その人に向けて新商品の紹介をするというのです。確かに、個人宛のメールだと思って書けば、絶対にターゲットがブレません。
最後まで書いたら、もちろんこのメールは出さずテキストにコピーし、細かなところを調整して、セールスレターとして完成するわけです。
このやり方を始めてから、とても成約率が高くなったと教えてくれました。
私も、誰か1人に絞るというのはやっていましたが、メールソフトで文章を書くと言うのは目から鱗でした。面白いもので使用するツールを変えると、意識が変わります。メモ帳で書いているときのように、途中で漠然としたターゲットに流れてしまうことがなくなるでしょう。
ターゲットを絞ったつもりで書き始めても、いつの間にかブレてしまいターゲットがボヤけてしまう方はいちどメールソフトを使って下書きを書いてみてはいかがでしょうか。
少人数プロジェクトの場合は「メンバー全員が知っている人をターゲットにする」のが一番カンタンな方法です。
試してみてくださいね。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 6 | |
音声入力 | 7 | 898 |
推敲・修正 | 17 | 1117 |
校正(2回) | 7 | 1149 |
タイトル画作成 | 9 | |
アップロード | 5 | 1167 |
計 | 51分 | 1167 |