こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「信頼される文章」についてお話をいたします。
ビジネスでブログを書く場合、事業のブランディングや集客を目的としている方がほとんどでしょう。
その場合、ブログで商品やサービスを売り込むよりも、ブログを読んだ人に信頼感を与える方が効果があります。売り込まれると引いてしまう人も、自分が「この人信頼できる」と思った方の商品やサービスには好感を抱くからです。
では、信頼される文章とはどんなものでしょうか? 文章で読者に信頼感を与えるにはどうしたらいいでしょうか?
正しい情報を掲載しているのは、もちろん大前提です。その上で「文体に気をつけてほしい」と、私は文章講座の参加者に伝えています。
というのは「すごくいいことを言っているのに、文体が弱々しくてもったいないなぁ」と感じるケースが多々あるからです。
そうしたブログを読むたびに、私は「残念だなぁ」と思ってしまいます。
私が「弱々しい」と感じる文体の具体例を示しますね。
〜〜らしいです
〜〜みたいです
〜〜だそうです
〜〜ようです
〜〜かもしれません
〜〜ではないでしょうか?
といった憶測や伝聞が前提の文体です。
もちろん、上記のような語尾を使ってはいけないわけではありません。相手に寄り添う言葉として、適切に使えば効果的です。
あくまでも使用頻度の問題です。
私が読んだブログの中では、上記の相手に寄り添うような、おもねるような文体が最初から最後まで続いているものもありました。
こうした文体だけだと、読者は読みながら「この人の言うことを、どこまで信じていいんだろう?」と不安になってしまいます。
事例として、昨日、私がアップした「LINEのOCR機能が、超便利って知ってた!?」の一部を引用してリライトしてみますね。
LINEのOCR機能が便利みたいです。スマホだと1行単位でしか読み取れないらしいですけど、パソコンなら画面全部のテキストを読み取ってくれるそうです。
表示されている1行ごとに改行が入ってしまうみたいなので、手作業は必要になるようですが、それはどのOCRを使っても同じだそうです。LINEなら、パソコンモニター上で一連の作業ができるようなので、これまでと比べて楽になるのではないでしょうか?
いかがでしょうか? 下記と読み比べてみてください。
LINEのOCR機能が、とても便利です! スマホだと1行単位でしか読み取れませんが、パソコンなら画面全部のテキストを読み取ってくれます。
もちろん表示されている1行ごとに改行が入ってしまうので、手作業は必要ですが、それはどのOCRを使っても同じ。LINEなら、パソコンモニター上で一連の作業ができるので、これまでと比べて断然楽になりました!
どちらの文章(書き手)を信頼しますか?
文章を書く際に、断言できるところは自信を持って「〜〜です」と言い切ってください。それだけで、文章は力強くなり信頼感が増します。
言い切るためには、その情報に対して責任を持たなくてはなりません。正しい知識を得るために、調べたり経験を重ねる必要があります。
逆に言えば、断言できないのであれば、言い切れるようになるまできちんと情報を調べましょう。
それが、ブランディングや信頼感に繋がります。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 9 | |
音声入力 | 9 | 1024 |
推敲・修正 | 16 | 1349 |
校正(2回) | 6 | 1348 |
タイトル画作成 | 10 | |
アップロード | 5 | 1359 |
計 | 55分 | 1359 |