こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「Withコロナ時代 イベントのオンライン化事例」についてお話をします。
いずれ来ると思っていたコロナ第二波ですが、予想より早かったなぁと嘆息している今日この頃です。
アフターコロナが当分見えてこないのは、明らかです。
コロナがある生活の中で、ビジネスを回していくために体制を整えるのは、どんな業種であっても早急に対応しなければいけないと切実に感じています。
私も春先から、セミナーをオンラインに移行しました。3月には、それまで対面でやっていた文章講座が全く開催できなくなったためです。
2年かけて集客が軌道に乗り始めたところでしたが、イチからやり直し……。
当初「自分の講座はワークショップ形式だから、オンライン化するのは難しい」と途方に暮れていました。けれど、ワークショップに音声入力を取り入れてオンライン化するとともに、他のオンライン文章講座との差別化ができました。
私のような講師業は、比較的オンライン化しやすいジャンルだと思います。それに比べると、オンライン化が難しい業種はたくさんありますよね。
そんなことを考えている中で、先週、新聞で面白い取り組みを見つけたので皆さんにシェアします。
それは観光農園のぶどう狩りをオンラインで行うという記事でした。
大阪府柏原市のぶどう狩り農園が、府や農協と連携してオンラインぶどう狩りキャンペーンを企画したのです。
公式サイトによると、スタッフが柏原ぶどうに関する話をしてくれたり、ぶどうに関するミニクイズも行われるようです。1回5家族が参加できて、クイズの正答率が高い家族から、好きなぶどうを選んで収穫できるらしい。
とてもチャレンジングで面白い取り組みだと思いました、オンラインぶどう狩りキャンペーンは、農園に「今年はぶどう狩りできるの?」といった問合せがあったのがきっかけで立ち上がったそうです。
私が、この取り組みで1番いいなと思ったのは、メディアに掲載されている点です!
マスクが不足していたときには、シャープやユニクロをはじめ、異業種がマスク製造に乗り出すのが次々とニュースになりました。シャープレベルの大手企業でなくとも、下着メーカーや着物メーカーなどのマスク製造もニュースになっていました。
他にも段ボールやプラ板で、三密を避ける仕切り板を製造したメーカーも多数ニュースに取りあげられました。
Withコロナの中で、今あるサービスを工夫してオンライン化や他の形で、展開していくのは避けられない形です。多くの方が模索しています。そうした前提があるからこそ、新しいチャレンジはニュースに取りあげられやすいと言えるでしょう。
最初は、お試しで小さく始めるわけですが、その時点でプレスリリースを出してニュースに取りあげてもらうのは、新たなサービスを軌道に乗せるために有効な手段です。新しい取り組みを成功させるにはまず集客が必要だからです。
先に紹介した柏原市のオンラインぶどう狩りも、ニュースになっていたのは、1回5組限定のイベントです。参加者は抽選で決定するとのこと。反響が大きければ、継続を考えるそうです。
イベントの事前告知
イベント当日
サービス開始
少なく見ても、3回はニュースになるチャンスがあります。
事業転換や新サービスリリースをする際は「プレスリリースを出して、メディアに掲載される」を最初のゴールに設定しましょう。
プレスリリースの書き方や配信でお悩みの際には、お気軽に相談してくださいね。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 12 | |
音声入力 | 8 | 1156 |
推敲・修正 | 9 | 1444 |
校正(2回) | 5 | 1142 |
タイトル画作成 | 8 | |
アップロード | 5 | 1465 |
計 | 47分 | 1465 |