こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、街コピー勝手に考察。「おうち、すきや。を考えてみた」について書きます。
昨日のブログで、私は「キャッチーなタイトル 文章のお悩みあるあるを解決!」という記事をかきました。一言でいうと「タイトル付けるのって、難しいよね」って話です。
タイトルは1種のキャッチコピーだから、これはライターの仕事とは少し違うセンスが必要になります。私は取材して記事を書くライターなので、コピーを考えるのは得意ではないです。
だから日ごろから、コピーやキャッチコピー等には、ちょっとだけアンテナを立ててみるようにしています。
タイトルやキャッチコピーの付け方には、テクニックがいくつもあるけれど、それを覚えるだけじゃダメなんだよなぁと思っているからです。
私は、自分がセンスがいいとは考えていないので、日常から身の回りにあるもので気になるものがあれば、ちょっとだけ深く考えることを意識しています。センスや感性を育てるのは、そうした意識の積み重ねだからです。
具体的に言うと、電車やバスの中では必ず広告を見ています。
自分が「好きだなぁ」「面白いな」と思った広告があれば、周囲の人に配慮しながら写真をとっておいたりします。特に見返したりとかするわけではなくても、この時、自分の意識にこれがひっかかったのだということを、記録に残しておくのです。
今はコロナの影響で、春からほとんど街に出掛けていません。電車に乗る機会も全くと言っていいほどなくなってしまいました。
それでも、自宅周辺を歩いているだけで、看板や広告はたくさん張り出されています。
私が最近、気になった広告はすき家の「おうち、すきや。」でした。
なぜ、これが気になったんだろう? と考えてみました
この広告は、もちろん「すき家」と「すきや」をかけていますよね。
コロナの影響で、テイクアウトを推しているから「おうち、すきや。」なんだろうなぁ。
モデルさんの表情がいいな。
すごくくつろいでいる感じが出ている。
こういう表情で牛丼食べるのって、お店の中ではできない。
自宅で一人だから、できる表情だなぁ。
テイクアウトしたことなかったけど、家で食べるのもいいかも。
そんなふうに思いました。
ただ、すき家のこの広告は、他の店舗でも見かけているのに、特別気にかけた事はなかったのです。なぜ、この店舗に貼り出されている広告を見た時だけ、こんなに強く印象に残ったんだろう? と不思議に思い見直しました。
すき家の看板とこの広告が絶妙なレイアウトになっている。それがポイントなんじゃないかな? と気づきました。
別に、すき家の看板がなくても、このキャッチコピー「おうち、すきや。」が店名との掛け合わせだというのは、もちろんわかるのです。けれど、店の店名の看板の横にこの広告があるために、より効果を上げている。
だから私は、このお店のこの広告を見たときに、1番、心を惹かれたんだろうな。
同じ広告でも、貼り出す位置で見る人に与えるインパクトが違うんだなぁ。そんなことを思いました。
この場所に広告を貼りだした店員さんはセンスがいいですよね!
こんなふうに
「あれ? 私はなぜこれが、今、気になったんだろう?」
「なぜ、好きと思ったのかな」
と、掘り下げて考えています。
自分が考えたことが、正解かどうかなんてわかりません。でも、そうやって考えることが訓練です。この積み重ねは、私の仕事の役に立っています。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 10 | |
音声入力 | 8 | 1274 |
推敲・修正 | 18 | 1323 |
校正(2回) | 10 | 1402 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 8 | 1438 |
計 | 59分 | 1438 |