こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「文章の書き始めが難しい」というお悩みにお答えします。
文章を書こうとしても、書き始めが難しくてそこで詰まってしまって書けないという方がいます。
「なぜ、書き始めにそんなに悩むんですか?」
と、質問したら
「書き出しによって、全体の構成が決まってしまう。だから、書き出しに悩んでしまう」
とおっしゃっていました。
なるほど。
確かに“つかみ”は大事です。
どう書き始めるかによって、全体のトーンや構成が変わってきます。
でも、これって逆なんですよね。
全体の構成が決まっていないから、書けない。書き始められないのです。
だから、書き始められない時は、一旦、
誰に
何を
何のために
どう伝えたいのか
考えてみる。
つまり基本を確認する必要があります。
そして、これから書く文章の核となるキーワードを全て出しましょう。
私は、この作業を『文章を書く準備」と考えています。
私の場合は、フセン紙にキーワードを出しをして、キーワードの並び替えをしてから、文章を書き始めます。
フセンに手書きなんて、めんどうなことはしたくないと言う方もいるかもしれません。
その場合は、パソコンでOKです。
ドキュメント上に一旦、箇条書きでキーワードを書き出しましょう。それを並び替えて、ください。
そのキーワードが小見出しになります。
冒頭から書く必要はありません。
私たちが文章を頭から書こうとするのは、小学校時代に原稿用紙に作文を手書きで書いていたときの名残です。
パソコンの文章作成はもっと自由です。
書きたいところから書いて、必要があったらカット&ペーストすればいいのです。
手書きの頃のように、失敗したら最初から書き直さす必要はないのだから、気楽です。
一度で完成原稿を作らなくていいんです!
そう考えると、文章を書くのが気楽にになりませんか?
書き出しでつまずいたら、キーワード出しをして書きやすいところから書いてみてください。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | ||
音声入力 | ||
推敲・修正 | 810 | |
校正(2回) | ||
タイトル画作成 | ||
アップロード | ||
計 | 分 |