こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「文章書くのが怖い」について書きます。
文章を書くのが嫌い。
文章を書くのが苦手。
文章を書くのが得意。
文章を書くのが好き。
いろんな人がいるでしょう。
私は文章を書くのは好きだし、得意だと思っています。
おかげでライターもやっています。
だけど私は、文章を書くのが怖いです。
子供の頃から読書が大好きで、おかげで作文を書くのに困ったこともなかったです。だから文章に苦手意識を持ったこともありませんでした。
そんな私が「文章を書くのが怖い」と思うようになったのは、ライターの仕事をするようになってからです。
それまでの私は、日記に自分が感じたことをつらつらと書いたり、ブログに面白いと思ったことを書いてみたり。自分が思ったことや感じたことを、自由に書いていました。
それが誰に伝わるとか。
誰に読んでもらえるとか。
読まれてどう思われるかとか。
あまり意識していませんでした。
だけどライターになり取材に行くようになってから、文章を書くのは怖くなりました。
自分が正しく理解できていなかったら、どうしよう。
間違った情報を書いたら、どうしよう。
読者に正しく伝わらなかったら、どうしよう。
この程度しか理解できてないのかと思われてしまうかもしれない。
そんなことを考えるようになったら、怖くなったのです。
つまり、それまでの私は、読む人を強く意識していませんでした。
読者の視点を考えるようになって初めて「文章書くのが怖い」と思うようになったのです。
もしこのブログを読んでいるあなたが、私と同じように「どんなふうに読まれるかわからないから、文章を書くのが怖い」と考えているのなら、15年前にライターデビューする前の私よりも、文章に対する意識レベルが高いです。
このブログは、取材して書いているわけではありません。私が日頃感じていることや、考えていることなどを書いているだけです。
だから、取材記事に比べると怖さは小さいはずです。
だけど、やっぱり私はブログの文章を書くのも怖いです。
ただ、取材記事を書くときの怖さとはちょっぴり方向性が違います。
ブログ記事を書いて残す(公開する)のは、自分のその時の思考を固定させるのに等しいです。
だけど実際の私は、毎日いろいろなことを経験したり、自分なりに勉強して成長していきます。3ヶ月後の私が何を考えているか、感じているか、文章についてどう捉えているかは分かりません。
新しい知識を仕入れて、今、書いていることと全く逆のことを考えてるかもしれない。
そう考え始めると、今の自分が考えていることを書き表すのが怖くなります。
でもこれは、自分の書こうとする内容に責任を持ちたいと考えているからこそ感じる怖さなんだと思います。
文章を書いて発表することに真剣に向き合おうとすると、怖くなります。
そう考えると、昔のようにただ思ったことを書き散らしていた自分からは、一歩成長したと言えるのかもしれません。
「今の私は、昔より成長している」
そう信じて、ブログを書き続けていこうと思っています。
怖いけど。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 9 | |
音声入力 | 8 | 1243 |
推敲・修正 | 10 | 1256 |
校正(2回) | 6 | 1266 |
タイトル画作成 | 8 | 1266 |
アップロード | 3 | 1288 |
計 | 44分 | 1288 |