今日のブログは、盛り込みすぎに注意!について書きます。
僭越ですけれども、昨日見た新聞の一面広告にツッコミを入れたいです。
私は新聞の広告を読むのが、好きです。一種のLPだと思うのです。限られた紙面の中、商品の魅力をどう伝えるのか? 参考になります。
目にとまったのは、シミに効く医薬品の広告でした。
ボディーコピー(本文)が、課題と自分の経験、開発の思いと商品の効果が短い文章の中できれいにまとまっていて「さすが、プロの文章。うまいな」と思いました。
だから写真を撮ったのですが、ボディコピーの下に大きく掲載された「8つの効き目」を読んで「あれ?」と引っかかったのです。
1〜6はいいとして、
7. 全身倦怠に効く
8. 二日酔いに効く
を見た時に、頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになりました。
この広告は、シミに効く! だけではなく、お肌のトラブルに効果ありを伝えているのに、なぜ、ここで二日酔いが出てくるんだろうと思ったからです。
お肌のトラブルと、「全身倦怠」「二日酔い」はあまりに、唐突すぎませんか?
医薬品なので、当然エビデンスはあるはずですが……。
シミやそばかすに効くのと二日酔いに効くの振り幅が大きすぎて、唐突感が大き過ぎるのです。もはや、違和感。
多機能なのをアピールしたいのかもしれませんが、「母が悩んでいた肌のトラブルを解決したい」という開発者の思いと、二日酔いがつながらないのです。
私は、文章講座で、テーマは一つに絞りましょう。あれもこれもと盛り込みすぎないように気をつけましょうと伝えてますが、改めて大事だなと感じました。
伝えたいことが2つあるときは、2つの文章に分けてそれぞれ説明した方がいいのです。
わかっていても、自分もついついやってしまうので、気をつけたいなと思います。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 8 | |
音声入力 | 7 | 693 |
推敲・修正 | 11 | 759 |
校正(2回) | 5 | 767 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 6 | 764 |
計 | 42分 | 764 |