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クラウドファンディングの目標金額の設定

クラウドファンディングの目標金額の設定

こんにちは。今日は「クラウドファンディングの目標金額の設定」についてお話をします。

 

クラウドファンディングは、プロジェクトに共感してくださった方からご支援をいただくものですから、今回、目標金額の設定には非常に頭を悩ませました。

 

考えるべきファクターがたくさんあるからです。

 

正直言って、2015年に行った1回目のクラウドファンディングでは、ここを深く考えませんでした。なぜなら、私に知識がなかったからです。

 

クラウドファンディングの目的が缶バッジを作って配布することだったので、私はとても単純に、缶バッジを必要としてくださる方が支援してくれるという捉え方をしていました。それで、ご支援者様から缶バッジを制作する費用を集めればいいという発想をしていました。

 

だからご支援いただいた金額から、システム利用料とバッジのデザイン料とバッジ制作費が賄えればいいと考えていました。以前のブログにも書いたように、私はこれで大失敗しているわけです。失敗とはいうものの、たくさんの方から共感とご支援をいただいたおかげで、赤字にならずに済みました。その点では、セーフだったと考えています。

 

今回行っているのは、アニメーション制作のクラウドファンディングです。前回の轍を踏まないように、目標金額の設定は慎重に考えました。

 

まずは、諸経費の見積もりです。

 

アニメーション制作のプロジェクトではありますが、リターンには痴漢抑止バッジと小冊子「痴漢抑止バッジの挑戦」のセットを用意しました。これは、当センターの活動の根幹なので、私たちの活動を知っていただくために必ずリターンとしてご提供したいと思いました。

 

そのためアニメーション制作の費用とは別に、缶バッジと小冊子の印刷費も必要になります。モノがリターンになると送料が発生します。そして発送作業を行う場所代もかかります。封筒とか梱包材の費用も必要です。

 

こういったところをシビアに計算しないと、後で頭を抱えることになるというのを私は前回に学びました。

 

もう一つ忘れてはいけないのは、クラウドファンディングを行うプラットフォームのシステム料です。これはプラットフォームによっても、利用するプランによっても変わってくるので注意が必要です。これは達成金額によってシステム料が変わるため、計算がややこしくなります。

 

もちろん費用の主な用途は、アニメーション制作にあてます。アニメーター、デザイナー、ナレーターへの謝金、ナレーションを録音するためのスタジオ費用。最低限それだけはかかります。

 

クリエイティブな創造物は、クオリティーの高いものを作ろうと思えば相応の費用が必要です。

この費用をどう見積もるかは、非常に悩ましい問題でした。なぜなら、私がアニメーション制作の経験も知識も全くなかったからです。なので、企画の段階でアニメーション制作費用を調べて検討しました。

 

友人からの情報で「10万円で作りますよ!」という方をご紹介いただきました。私は「そんなに安く作れるの!?」と驚きました。

 

けれど面談して詳しい話を伺うと、私が希望している作風とは、かなりズレがあるなと感じました。今回は、センシティブなテーマを扱っているアニメーションだったので、社会課題に対する問題点を共有し、表現や伝え方の工夫とか様々なところまで気を配っていただく必要があります。

 

“早く安く作れます!”がセールスポイントのクリエイターさんとは、プロジェクトを進める中で齟齬が生じる可能性があると思いました。

 

それで、私が痴漢抑止バッジプロジェクトを立ち上げた当初から、身近で応援してくれていたクリエイターさんに相談しました。企画を丁寧にヒアリングしてくれ、アニメーションのコンセプトを一緒に考えてくださったので、こういう方と一緒に作るべきだなと感じ、全面的に信頼してお任せすることにしました。

 

アニメーションを作るには、デザイナーさんやナレーターさんの協力も必要だったり、ナレーションを録音するためのスタジオ費用がかかることなども、事前に教えていただくことができました。

 

そうしたことを知らずに漠然としたイメージで予算を組んでいたら、私は前回よりもひどい失敗をしたことでしょう。

 

クラウドファンディングの目標金額を設定するのは、企業がプロジェクトの予算設定をするのと同じです。シビアな視点で、いくらあればプロジェクトが完遂できるのか? を検討しなくてはなりません。

 

ちなみに、私はこうしたお金の計算が苦手です。プロジェクトメンバーと話し合い、助けてもらって目標金額を設定しました。

 

私が1人で考えると、1,500,000円という大金を集める自信がないからと低い目標金額を設定してしまったでしょう。そうすると、結局、満足なアニメーションができずプロジェクトの成功も難しくなるわけです。

 

今回の懸念事項としては、プロジェクトを始める前に、アニメーターさんやデザイナーさんにご協力をいただく必要があった点です。クラウドファンディングの結果、どんなアニメーションができるのか? を示さなければ、共感もご支援もいただけないからです。

 

「クラウドファンディングが不成立だった場合は、ギャランティーが支払われません」と台所事情を明示した上で、活動の趣旨に共感してくださる方を募って、プロジェクトを立ち上げました。

 

ありがたいことに複数名の方からご応募をいただき、今回のプロジェクトにぴったりな方にお願いできたのは、なによりの幸運でした。

 

最終的に、クリエイターさんのギャランティも加味したうえで、目標金額を設定しました。


私は今、5年前を振り返りつつ、今回の挑戦も踏まえて、このクラウドファンディングに関するブログを書いています。

 

こうやってクラウドファンディングに必要なスキルを一つ一つ分解して考えていくと、クラウドファンディングを成功させるためには、経営者としての資質が必要なんだなと(今更ですが)感じます。

(ちなみに、この資質は私に欠けているので、クラウドファンディングは非常に苦しい挑戦です。で、いい経験をさせていただいています)



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