こんにちは。今日は、11月7日。知恵の日です。日常の困りごとを少しラクにする知恵を、友人と一緒に考えたのでシェアします。
それは、“コミニケーションをうまくやる方法として、弱みを先に伝える”というやり方です。
友人が、職場で新しい部署に異動することになりました。
彼女は「はじめての人間関係で緊張する」と不安をもらしていました。緊張すると、吃音が出てしまうそうです。
最初の印象が大切なのに、顔がこわばって声が出なくなってしまう。以前、緊張して吃音が出てしまった時に、同僚が(悪気はないのだろうけど)、口調を真似されて、ますます緊張してしまった。初めての人に会うたびに、思い出してしまう。また、しゃべれなくなったらどうしよう。第一印象が悪くなってしまう。前も、それで人間関係のきっかけ作りがうまくいかなくなったことがある。
そんな話をしてくれました。
緊張すると普段はやらないようなミスをしてしまうというのは、私にとってもあるあるです。
私の場合、名刺交換が鬼門になってます。特に複数の方と名刺交換を立て続けにする時が、危ない。受け取った名刺を取り落としてしまい、床にばらまいてしまったことが何度もあります。
これって、とても失礼だしすごく気まずいんですよね。なのに、この失敗を私は頻繁に繰り返してしまいます。
今は、名刺を落としてしまったときに「申し訳ありません! 私、緊張してしまって手が滑ってしまいました」と謝罪にするようにしています。「申し訳ありません」だけで終わるのではなく、私は今、緊張してしまっているんですというのを正直に伝えるようにしたのです。
「あなたにお会いして、緊張しています」と伝えられて、気を悪くする人はあまりいないようです。皆さん、優しく笑って許してくれます。
そんな私の経験を友人に伝えました。
そして自己紹介で「初日なので、緊張しています。今日は上手にしゃべれないかもしれません」みたいに、緊張しているのを伝えてしまったら、少しは楽になるかもよ? そんなことを伝えました。
彼女も「それいいかも!」と言ってくれました。
次に会った時、初出勤がどうだったのか聞いてみました。
職場の方はみんないい人で、雰囲気もすごくあたたかくて、優しく迎えてもらえて安心できたと言っていました。
もちろん職場がいい人ばかりだったというのは、本当のことでしょう。だけど、私は彼女が最初に自分の弱み(=慣れないところでは緊張してしまう)を伝えたのが、良かったのではないかなと思っています。
もともと優しい人たちでしたら、緊張している人をより優しくサポートしてあげようと思うに違いありません。
それで良い循環が生まれたんじゃないかなと思うわけです。
自分が困っているときに、困っているというのを上手に伝えられるようになるとコミニケーションは今よりまくいくんだろうな。彼女の話を聞いて、改めてそんな風に思いました。
周囲の人がもっているステキな知恵を共有していけたらな、と考えています。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 6 | |
音声入力 | 7 | 1024 |
推敲・修正 | 12 | 1217 |
校正(2回) | 6 | 1226 |
タイトル画作成 | 4 | |
アップロード | 4 | 1243 |
計 | 39分 | 1243 |