こんにちは。今日は「伝えるために、ゆっくり話す」について、思うところを話します。
私は、実はかなり早口なタイプらしいです(自覚はありません)。
けれど、セミナーや講座などで話をする場合には、意識してゆっくりと話をするようにしています。
それは自分の言葉と情報をきちんと伝えたいという思いがあるからです。
登壇して話をする場合、自分が持っている情報量と参加者の間には、情報量に圧倒的な差があります。こうした時に立て板に水とばかりにペラペラ話してしまうと、聞いている人はついてこれなくなります。
それって、不親切ですよね?
単に「話した→聞いた」だけでは、情報は伝わりません。
聞き手は、話を聞きながら情報を整理し理解して、初めて「わかった」に着地します。そこに着地しない限り、伝えたことにはならないのです。
ゆっくり話すのは、聞いている方に安心感と信頼感を与えます。置いてきぼりにならないと感じてもらえるからです。
話すスピードが速いと、かなり集中して聞く必要があります。自分に置き換えて考えればわかりますが、その状況が続くのは苦痛でしょう。
そして情報整理が追いつかないと、とたんに集中力が途切れます。
スラスラと話すのは、スピーカーにとっては心地よいものですが、一方的なコミニケーションになってしまうので注意が必要なのです。
私は、導入部分では、特にゆっくり話すよう心掛けています。場が温まってきて、参加者が情報に慣れてきたら、徐々にスピードを上げたりもします。
これは、仕事の場で質問に答える時や、相手の顔が見えない電話応対でも同じです。
伝えたい言葉や情報は丁寧に差し出す気持ちで話す。そう心掛けると、自然に丁寧にゆったりとした口調になります。
参加者アンケートでも「とても判りやすかった!」と言っていただけるようになるので、お勧めします。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 6 | |
音声入力 | 6 | 731 |
推敲・修正 | 8 | 741 |
校正(2回) | 5 | 758 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 3 | 771 |
計 | 33分 | 771 |