こんにちは。松永です。
今日は、文章を書くときのお悩みあるあるにお答えします。
講座でよくご質問されるのが「ついつい同じ言葉、単語を使ってしまう。どうしたらいいですか?」です。
あるある〜〜!
これ、私もよくあります。気がつくと同じ単語ばかり出てきて、なんだか文章が稚拙に見えてしまう。私って、語彙力ないなぁ……と落ち込んだりもします。
書いている間は、気にしない!
文章を書きながら、ついつい前後を読み直して修正したくなってしまうんですが、書いている間は気にしない! これを心がけています。
なぜかと言うと。
書きながら、「ここがおかしい」「もっといい言い方があるんじゃないか?」など言葉の言い回しや、段落のつなぎを直そうと悩み始めてしまうと、文章書くのが全く進まなくなるからです。
考えているうちに、自分の文章センスのなさに嫌気がさして放り出してしまいます。(私は、何度それをやったことか……苦笑)
文章講座の中では必ずお伝えしていますが、文章を書くのと推敲(文章の見直し)は別の作業です。同時にやろうとはしない。これが鉄則です。
雑でも稚拙でもいいんです。
とりあえず、一旦、文章を書き上げてしまいましょう。
文章を推敲して練り上げるのは、その後のタスクになります。
書き上げてから、直してみよう!
例えば、こないだ私がネットで読んだ記事にこんな文章がありました。
“これがニュースになっているのは、大変珍しい画期的なニュースだからだ。”
これはちょっと……と思いませんか?
短いワンセンテンスの中に、ニュースという単語が2つ入っています。言いたいことはわかるけれども、少し変化をつけたいところです。
例えばこんな直し方はどうでしょうか?
“これがニュースになっているのは、大変珍しい画期的な出来事だからだ。”
言いたいことを変えていないし、意味もきちんと伝わります。
こんな小さなことですけれど、書きながら考えるのではなく、後で読み返して修正すれば、それでOKなんです。
便利な辞典がありますよ〜!
例文のようにワンセンテンスの中に同じ単語が出てくるだけではなく、記事中で同じ言葉が頻出する場合もあるかもしれません。自分では、言い換えの単語が思いつかないこともあるでしょう。
そんな時に便利なのが類義語辞典です!
ウェブにも類義語辞典はあるので、ぜひ活用してください。
「〇〇〇 類義語」として検索すれば、言い換えに使える単語が出てきます。
自分が使いたい文脈にしっくりくる言葉を選んでみてください。
ではでは〜。今日はこのへんで。
文章でお困りごとがあったら、気軽に相談してくださいね。