こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日のブログは、「プレスリリースのタイトルに商品名やサービス名を入れないでください!」というお話をします。
前回のブログでも書きましたけれども、これまで、一般の方は企業が出すプレスリリースを見る機会がありませんでした。でも今は、インターネットで検索するとプレスリリースがたくさん出てきます。
初めて広報にチャレンジする方は、自社と同じ業種の商品やサービスのプレスリリースを探し、それをお手本にして初めてのプレスリリースを書こうとするかもしれません。
そのやり方はすごくいいです!
私自身、初めてプレスリリースを書くときには同じようにインターネットでプレスリリースの雛形を探し、イベントのプレスリリースはどんなことを書けばいいのだろうと研究しました。ですから、ぜひ同業他社さんのプレスリリースを参考にしてください!
ただその時に、大事な注意点があります。
大手企業のプレスリリースは、中小企業や個人が出すときには参考にならないケースがあります。
もちろん大手企業は広報戦略をしっかりされているので、参考になる面が非常に多いです。だから大手企業の出すプレスリリースを研究材料に入れるのは良い方法です。
ただし! ここは参考にしてはならない大事なポイントがあります。
それが今回のブログのテーマである「タイトル」です。
厳しい言葉になりますが、大手と中小は立場が違います。企業や商品のネームバリューが全く違いますよね。
例えば
ソニーのプレイステーション5を出す。
AppleがiPhoneの新商品を出す。
ファミリーマートが新デザートを出す。
その場合は、プレスリリースのタイトルに商品名を入れるでしょう。それは問題ないのです。企業名は誰でも知っているし、プレスリリースを出す前から新商品を待ち望んでいる方々が多いからです。
それと同じことを世間一般に名前を知られていない中小企業がやったとしても、残念ながらインパクトがありません。中小企業が作った新商品の名前をタイトルに入れても、情報は何も伝わらないからです。
タイトルに書いてほしいのは商品名ではありません。その商品・サービスの本質です。
それを使うことで、誰のどんな課題を解決し、どのようなメリットをもたらすか?
それを3行でキャッチーなコピーを取り入れて書いてください。
厳しい話ですが、多くのプレスリリースはタイトルを見ただけでゴミ箱行きです。本文は読んでもらえません。
だからこそタイトルが大事です!
商品・サービス名はリードと本文中に書けば、それでよし。
タイトルに書くのは、その商品の本質!
この点だけは、必ず押さえてください。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 8 | |
音声入力 | 6 | 1042 |
推敲・修正 | 9 | 1082 |
校正(2回) | 6 | 1097 |
タイトル画作成 | 7 | |
アップロード | 9 | |
計 | 45分 | 1120 |