こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は広報するにあたり「プレスリリースのネタは、積極的に作りましょう!」のお話を実例を交えてします。
マスメディアは社会性のあるニュースを扱う媒体なので、単に「新商品を出しました!」だけでプレスリリースを配信しても掲載してくれません。
そこで、新商品(サービス)のニュース性はなんだろう? という点を考える必要が生じます。
ニュース性と言うのは要するに、公共の利益になる情報、または知らずにいると不利益を被ってしまう情報だと、私は考えています。
だから新商品や新サービスが、社会にとって利益になることをアピールできれば良いわけです。社会といっても、広く考える必要は全くなくて、ニッチでいいからターゲットが明確で、その人が利用すると、とても便利で役に立つというのも立派な社会性です。
もっと単純に「面白い!」とか「すごい!」と多くの人の感情を動かすのも社会性ですね。
他には日本一、世界一の記録にもニュース性があります。
「そんなこと言われても、1位なんて簡単に取れない」と思うかもしれません。
でも、世界一位は狙えば取れる可能性があります。なぜならギネスブックがあるからです。「ギネスに挑戦!」は誰でも(個人でも)できます。
だから挑戦して記録更新すれば、晴れてギネスが世界一と認めてくれます。
世界一になる前に「ギネスに挑戦します!」とプレスリリースを出せば、関心を持ったメディアが記事にしてくれるかもしれません。
そして見事チャレンジに成功したら「ギネス認定。世界一!」でもう一回プレスリリースを出せばいいのです。1回のプロジェクトで2度おいしいのがギネスチャレンジです。
ギネスワールドレコーズ公式サイトを見ると、5万6千以上の本当に様々な記録があります。自社の商品やサービスが絡められる記録があれば、チャレンジしてみてもいいんじゃないでしょうか。
例えば、今日6月24日は何の日かご存知ですか? 世界で初めてU.F.O.が目撃された「U.F.O.の日」です。
そこで、2019年6月24日に日清がギネスブックチャレンジを行いました。バーチャルYouTuber輝夜月(かぐやるな)が“搭乗“する「日清焼きそば U.F.O.」を気球で宇宙に向けて打ち上げ、歴代最高高度からのスマートフォンによる生配信でギネスブック世界記録にチャレンジしたのです。
このチャレンジは、日清だけあってかなり大がかりに行われニュースになっていました。もちろん、世界記録を更新しています。
チャレンジのニュースを読むと、日清焼きそば U.F.Oのパッケージはなくてもギネス記録には影響ないはずです(笑)。そこは、U.F.O.の日に絡めてやっちゃうわけです。
このように大企業も、ユニークなアイデアを考えてニュースを発信しています。 あなただったら、どんなネタを考えますか?
参考URL:ギネスワールドレコーズ公式サイト、日清焼きそばU.F.O. SPACE CHALLENGE
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 11 | |
音声入力 | 9 | 1221 |
推敲・修正 | 30 | 1221 |
校正(2回) | 7 | 1232 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 3 | 1252 |
計 | 66分 |