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痴漢抑止バッジプロジェクトの広報戦略②

痴漢抑止バッジプロジェクトの広報戦略②

こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。

今日は、「痴漢抑止バッジプロジェクトの広報戦略②」をお伝えします。

 

当時、私の考えていたことや経験が、広報活動をする方に少しでもお役に立てば嬉しいです。

 

通常、マスコミは1度目の掲載をした後、すぐに同じ団体や会社のコンテンツの掲載をしてくれません。マスコミは、新しい情報が好みます。半年〜1年経っても「それは、前にニュースに取りあげたから」と判断されます。

 

だけど痴漢抑止バッジプロジェクトは、1回目の取材の後に、同じメディアから何度も取材してもらえました。

それだけ痴漢抑止バッジのアイデアが画期的だったことと、世間の注目が高かったのが要因の1つだと考えています。

 

ただ私はそれに甘えるだけではなく、新しい話題作りとマスコミに向けた情報発信に努めていました。

 

キックオフの記者会見を実施したのは、2015年の11月です。年末頃には、取材が一通り落ち着いてきていました。そこで2016年の年明けには、バッジのデザインを女子中高校生に選んでもらう駅前アンケートを東京で行いました。

 

そして1月15日、まだクラウドファンディングも終わっていないのに、社団法人を設立。3月には、クラウドファンディングの支援者と約束した痴漢抑止バッジ無料配布イベントを東京と大阪で実施しました。

 

そのたびごとに、プレスリリースを出しています。

 

正直、2度目の取材をしてくれたマスコミは、1度目ほど多くはありません。けれど活動に共感してくれた記者さんや、新たなメディアが、取材に来てくれました。東京で行った無料配布イベントには、ジャパンタイムズからの取材もあり、海外でもニュースになりました。

 

一度メディアに掲載されて、そこで満足して終わりにするのではなく、活動をこまめに情報発信したおかげで、途切れずにメディアへ登場することができました。

 

ノックは小さく何度もする。これは営業でも、広報でも同じです。それが成功法則の1つと言えるのでしょう。

 

プロジェクトを多数のメディアに取り上げていただいたおかげで、SNSでも大きな話題になりました。応援してくださる方々が多かった反面、誹謗中傷もありましたし、活動の趣旨に反対の声もありました。

 

たくさんの意見が届いたため、全てに応えることはできませんでした。活動に反対する意見に、自分たちの思いを伝えようとすると、一気に炎上する雰囲気がありました。

 

他の理事からのアドバイスもあり、私はSNS上で団体の思いを伝えることをこの時点では諦めました。

 

SNSを活用して情報を発信し活動の輪を広げていくのは、当時も今も主流になっている方法です。SNSを上手く活用できない自分を情けなく感じていました。けれどSNSで炎上し、誹謗中傷や多数の反対意見を浴び続けていたら、自分の気持ちが削られてしまい活動が継続できなくなる。その方が恐ろしかったです。

 

ですからSNSでの発信は諦め、活動に注力するよう舵を切りました。SNSを使って情報発信ができない分、広報に力を注ぎ、メディアを使った情報発信を頑張ろうと考えたのです。

 

2016年。2年目の夏を迎え、今後の活動をどうしていくか考えました。

 

多くの場合、第1回目のコンテストや大会はニュースになりやすいけれど、2回目以降は取り上げてもらえません。それは私が長年ロボットコンテストの取材をしている中でも感じていました。

 

だから「第2回痴漢抑止バッジデザインコンテスト」に、いかに新しい考え方やチャレンジを取り入れて、ニュースにしてもらうのか? これが課題のひとつになりました。

 

このときに、SNS上でいただいた多数のご意見を活動の中に組み込みました。

 

後になってから思ったことですが、もしSNSでたくさんの批判やご意見をいただいていなかったら、私はセンターの活動を深く掘り下げて考える機会を得られなかったでしょう。

 

残念ながら意見交換をする事は叶わなかったけれど、活動に注目し発言してくださった方々のご意見は今の活動形態の中に落とし込んでいます。それは広報戦略の中にも活かされており、非常に感謝しています。

 

広報は、“誰に”“何を”“どう伝えるのか”を考える機会です。常にそれを考え続けられたのは、活動を広げ継続していく上で役に立ちました。

 

自社の商品やサービスをどのように世の中に広めていくか? も同じ考え方ができるのだと思います。



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