こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「フレームを用意すると文章が書きやすくなる」についてお話をします。
先日のブログでは「ターゲット×テーマ=切り口」の思考フレームをご紹介いたしました。
今日お伝えするのは、キーワードを出すためのフレームです。といっても、たいしたことをしているわけではありません。
私は、このブログを書くためにノートを1冊用意しています。1日1ページ使って、1冊を終えると60ブログ書き上げることになります。ノートのページが消費されていくのも、毎日ブログを書くモチベーションになっていて、楽しみです。
このノートをどう使っているかと言うと、写真のようにノートにキーワードを書き出すためのフセン紙を貼っています。「無地のノートを使っているんだから、フセン紙いらなくない?」と思いませんか?
私は思いました(笑 だけどフセン紙なしでキーワードを書こうとしたら、全然、書けなかったんです!!
もし、サッカーグランドのような広い紙を渡されて「自由に絵を描きなさい」と言われても、どこに何をどう描いていいのか戸惑うと思いませんか? アーティストのような特別な才能を持っている人でない限り、広すぎるキャンパスに絵を描くのは難しいでしょう。
でも、A4サイズの画用紙だったら、描き出すハードルが下がるでしょう? それと似ているかなー と、私は思っています。
フレームは、状況によっては不自由な制限に感じる時もあるかもしれないけれど、フレームがあったほうが描き(書き)やすい。人は、スキマが空いていると、埋めたくなるんですって。広すぎるとその衝動がわかないのかもしれません。
私の場合、ノートにフセン紙を13枚並べます。フセン紙は15 × 50ミリの一般的なサイズです。13枚には特別な意味はなくて、1ページにぎっしり並べるとその数になるというだけなんです。
経験則で、キーワードを13個出すと、音声入力したときの文字数が850から1000文字ぐらいになります。それを推敲して文章を整えると1000文字から1500文字位のブログができ上がるイメージです。
このやり方が良いところは、キーワードを出す段階ででき上がりの文字数をコントロールできる点です。
文章を書き上げて「予定より短かったなぁ」と思ってから、エピソードを追加するよりも、キーワード出しの段階で、全体の文字量を把握できるとかなり楽です。フセン紙を並べ変えて、構成を考えておくこともできるので、一見、手間に思いますが、執筆全体のスピードがアップします。
もちろんパソコンでキーボード入力している方にも同じことが言えます。最初に10〜13個位のキーワードを書き出しておいて、その間を埋めるように文章を書いていけばいいのです。
ただフセン紙を並べてキーワードを出すだけの簡単な方法ですが、効果は絶大です! もしよかったら試してみてください!
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 5 | |
音声入力 | 8 | 1120 |
推敲・修正 | 15 | 1193 |
校正(2回) | 6 | 1198 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 10 | 1222 |
計 | 49分 | 1222 |