こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、ICレコーダーやスマホに録音した音源をテキスト化するときに便利なツールをご紹介します。
私は先日のブログに「会議の議事録、音声入力で作成できる?」の記事を書きました。その中で、「ICレコーダーに会議の録音をしておき、それをイヤホンで聴きながら、自分で発音して音声入力すればよい」と言う小技を紹介しました。
これは、すっごく!便利な方法なんですが、シャドーイングは慣れるまでは大変です。私も、再生を止めずにシャドーイングできるわけではありません。
そこで、シャドーイングするのが超楽になるツールをご紹介します。
そのツールとは、株式会社あすか21が無償で公開している「テープ起こしプレイヤー」です!
パソコンに入っている再生ソフトでも、いいんじゃない? と思う方もいるかもしれません。でも、このテープ起こしプレーヤーは、他の再生ソフトと違って、文字起こし専用の便利な機能がいくつも搭載されているのです。
まず、音声のスピードを自由に変えられます。速くしても遅くしても、音質が変化せず聞き取りやすいです。ステレオ音声のモノラル化や、音量の小さい音声を適切な音量へ加工するなどの機能もあります。
そして何より便利なのが、「自動巻き戻し機能」が付いていることです!
基本的な、使い方はとても簡単です。ファイルメニューで再生したい音源を読み込み、play ボタンをクリックして再生するだけです。再生中にplayをクリックすると止まります。次にもう一度、再生をしたときに「自動巻き戻し機能」が働いて数秒戻ってから再生してくれるのです。
これが音源を聞きながらテキスト化するときに、超絶便利!!
デフォルトでは自動巻き戻しするのは2秒間になっています。もう少し巻き戻し秒数を長くしたい場合は、「オプション/設定/自動巻き戻し秒数」で指定できます。
株式会社あすか21のサイトで、簡単なアンケートに答えると、登録したメールアドレスにダウンロードURLが送られてきます。
インストーラーはないので、ダウンロードしたzipファイルを解凍して、任意のフォルダに置いてください。解凍されたフォルダ内にある「AudioPlayer.exe」をクリックするだけで「テープ起こしプレーヤー」が起動し、使えます。
会議の議事録はもちろん、取材やインタビューのテープ起こしにも使えます。非常に便利なツールで、音声入力と組み合わせると最強です。
ぜひ活用してください。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 11 | |
音声入力 | 8 | 879 |
推敲・修正 | 14 | 1034 |
校正(2回) | 9 | 1036 |
タイトル画作成 | 7 | |
アップロード | 8 | 1120 |
計 | 57分 | 1120 |