こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、文章のお悩みあるある〜にお答えします。よく「書きたい事はあるのに、いざ書こうとしても言葉がでてきません。すぐに終わってしまいます。どうしたらいいですか?」というご質問をいただきます。
同じお悩みを持っているあなたは、いちど自分が書いた文章を読み返してみてください。
もしかして、形容詞や副詞を多用していませんか?
すごい・面白い・きれい・楽しい……といった形容詞は、とても便利な言葉です。なんとなくざっくりと伝わる気がしてしまいます。
とくに、「すごい」は便利! すごいから派生した副詞「すごく」も含めて、私も日常会話で多用してしまいます(笑
会話の中で使うときは、「このボールペン、すごく書きやすい!」と言えば、その時の表情や口調、身ぶりなどからどのぐらい「すごい」と思っているのかが、補足されます。
でも、書き言葉では、書かれた言葉にしか情報がありません。どんなふうに、どのぐらい書きやすいのか、情報が何も伝わらないのです。
もちろん、話し言葉の中でも、「すごく書きやすい」だけでは情報は伝わっていません。でも、私たちは会話の中では、何となくわかった気がして流してしまいます。そういう習慣がついていると、いざ文章を書こうとしたときに言葉足らずになりがちです。
結果として、文章は短くまとまってしまうわけです。
これを解決するためには「すごい」の一言でまとめてしまった部分を丁寧に描写する必要があります。
例えば、
私のお気に入りのボールペンは、PilotのVコーン。 すごく書きやすいんです!
で終わらせてしまわずに、なぜ・どうして・どんなふうに…といった情報を追加していくのです。
PilotのVコーンが、私のお気に入りのボールペンです。Vコーンは、気持ちよく文字が書けます。紙質を選ばずに、どんな紙でもペン先が引っかからずにスラスラと書けるんです!
Vコーンは、今どき珍しい「直液式」というインクシステムになっています。今は、ボールペンの芯(リフィル)を変えられるものが多いんですが、Vコーンは、インクがなくなったら使い捨てです。これはボールペン本体にインクが入っている直撃式だから。
このタイプは、最後までなめらかに書ける利点があるそうです。ボールペンって、インクが少なくなると紙に引っかかって、書きにくくなりませんか? Vコーンは、最後まで文字がかすれずに書けるのが、私は地味に嬉しいです。
私は、メモやアイデアだしにボールペンを使うことが多いので、余計な握力がいらずに手が疲れない点も、Vコーンが気にいっている理由です。
思わず、Vコーン愛が炸裂して、「すごく書きやすい」をきちんと説明しようとしたら、これだけ長くなりました(笑い
形容詞や副詞でまとめてしまっている部分を詳しく説明してみる。これは日常会話の中でも訓練できます。試してみてください。
あとVコーンは、ほんとにお勧めです(^^) ちょっと大きな文房具屋さんに売っているので、気になったら探してみてください。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 12 | |
音声入力 | 9 | 1255 |
推敲・修正 | 13 | 1282 |
校正(2回) | 8 | 1269 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 6 | 1276 |
計 | 53分 | 1276 |