こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「書けないときの頭の中」についてお話しします。私にしては珍しく、図解を入れながら説明していきます!
書けないときの頭の中って、右の図のような感じです。
頭の中にもやもやが広がり、素材が点在しています。テーマとターゲットは、ボヤっとしていて、切り口も定まっていません。
こんな状態でも、書きたい事はあるんだという意識になりますし、書かなきゃという使命感もあります。
だから、とりあえずPCに向かいます。
すると、ほとんどの場合は、次の図のようになってしまうわけです。
書きながら、構成や推敲を同時にやろうとしてしまうのです!
一行書いては「何か違う……」と消してみたり、前後の文章を入れ替えてみたり、単語を変えてみたり……。いろいろやってみますが、思うような形にはならず、原稿は全く進みません。
パソコンの前で、書けない自分に愕然として、自信をなくすハメになります。
どうしてこんなことが起こるかと言うと、「素材整理」「構成」「執筆」「推敲」をすべて一緒にやろうとしているからです。
本来だったら原稿を書くためには、
素材の整理
構成を考える
執筆
推敲
校正
と順序よく進めていく必要があります。
書き出す前の素材の整理、テーマやターゲットを絞ること、構成を考えること。こうした事前の作業が重要です。それらができていないと書こうとしても、全く書けない状態に陥ってしまうのです。
私は、今、音声入力でこのブログを書いていますが、書く前の準備はしています。だから言葉がスラスラ出てきます。
もちろん「あれ? さっきの言い方はおかしいかも?」と考え始めると言葉が止まってしまいますが、話し言葉は後戻りができません。
だからパソコンに向かってキーボードを叩いている時よりは、推敲したくなる気持ちが小さくてすみます。
音声入力は誤変換もあるし、あとで句読点の整理も必要です。口語体を文語体に書き換えもします。そうしたことから「これは下書き」と割り切れるのも良い点です。
「音声入力だとアウトプットに集中できる」と、私が感じているのはそのためです。
私が開催している「ブログを5分で1000字入力!ライターが教える音声入力マスター講座」は、執筆の部分に特化した講座です。音声入力で長文がスムーズに入力できるよう、素材の整理や構成についても少しだけ触れています。
ステップアップ講座としてもう一つ「ライターから座学と実践で学ぶ、30分で1000文字スラスラ書く技術」も用意しています。こちらの講座では、ターゲットとニーズから切り口を考える方法など、書くための事前準備から丁寧にお伝えしています。
文章を書くのは才能ではなくて、ただのスキルです。スキルは正しく学べば誰でも必ず身に付けられます。
興味があったら、講座も受講してみてください。一度学んでおくと、今後、文章を書くときにどんな場面でも役に立ちます。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 9 | |
音声入力 | 9 | 1134 |
推敲・修正 | 17 | 1177 |
校正(2回) | 8 | 1199 |
タイトル画作成 | 8 | |
アップロード | 12 | 1216 |
計 | 63分 | 1216 |