こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「ブログにあたりまえのことしか書けない」のお悩み解決について書きます。
ブログを続けたいけれど、すぐにネタがなくなってしまう。と悩んでいる方が、多いようです。中には、「書こうと思っても、あたりまえの情報しか思いつかない」そう考えて、書けない人もいるかもしれません。
私は、そんな悩みを抱えているあなたに「あたりまえのことを書いて、いいんですよ」とお伝えしたいです。
実は、私もブログが70本を越えたあたりで「今日は、何を書こうかなぁ〜?」と考えることが増えてきました
どうしても、どこかで聞いた話や知ってる話、あたりまえのことしか思い浮かばなくなってくるんですよね。自分にとって、新鮮みがないのです。
自分の言葉で書けていれば、目新しい情報でなくてもいいとわかっていても、なんだか情報として価値がないように思ってしまう。わざわざ書く意味がないんじゃない? と考えて、ためらってしまうのです。
そんな中で、昨日とても勇気づけられる記事を読んだので、皆さんにシェアいたします。
それは、京都で1910年から続く螺鈿(らでん)細工店の話でした。螺鈿細工は、アワビやアコヤガイなど貝殻の内側のキラキラと輝く部分を加工した装飾品です。
今年は、コロナの影響で京都への観光客も激減し、4月以降の売り上げはほぼゼロだったそうです。
このままでは困る。なんとかしなくては! と今までやってこなかったTwitterでの情報発信を始めたところ、ネット通販の売上げが前年同月比1000倍以上になったそうです。
私がこの記事の中で「そうなんだぁ!」と思ったのは、SNSやオンライン通販に力を入れましょう! という点ではありません。(もちろん、そこも凄いと思います)
私が勇気づけられたのは、職人さんがおっしゃっていた「職人の日常は一般の人の非日常のようで、興味深いと関心を寄せていただけています」という言葉です。
これって実はどの業界、どの職種にも言えることではないでしょうか?
私のブログもライター仲間から見たら、極々あたりまえのことしか書いてありません。「松永は、なぜ、あたりまえのことをわざわざブログに書いているんだろう?」と思われているかもしれないなぁと思ったりします。
でも。
私のブログを読んでくださった方から、Facebookに「いつも参考になる記事をありがとうございます!」とコメントをいただき、私はすごく嬉しかったし勇気づけられました。
例えば先日のブログに書いた「Zoomで顔色が赤すぎる!?」の記事に関しても、カメラに詳しい方にとっては「そんなのあたりまえじゃん?」と思われるような情報でしょう。
私も気づいたら「なぁーんだ」と思ったのですけれど、最初はどうしたらいいのかわからなくて困りました。だから、もしかして誰かの役に立つのではないかな? と思って書いたら、思いがけずたくさんの方に読んでいただけて嬉しかったです。
2013年に文章講座を始めた時も、私はすごくおっかなびっくり取りかかりました。私のように経験が浅いライターが文章講座をやっていいんだろうか? と不安があったからです。
だけど、私が知っていることを伝えると非常に喜んでいただけて、参加した方々が文章をスラスラ書けるようになったと言ってくださったので「勇気を出して始めて良かったな」とあの時に思いました。今でもそう思ってます。
そんなふうに、自分にとってあたりまえの知識やノウハウが、誰かにとっては新鮮な驚きを持って迎えられる情報だということはたくさんあります。
だから、安心していいのです。
自分にとってのあたりまえや、知っている情報は惜しみなく人に伝えていく。ブログはそのためにあると思ってしまえば、不安がなくなります。
ブログのネタが思いつかないよーと、困った時には、自分が知ってる“あたりまえ”のことを書こうと思ってみてください。
参考記事:コロナ禍でピンチの職人がTwitterで発信→売れ行きが前年の1000倍に 貝の内側を加工した伝統工芸が魔法みたいな美しさ
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 14 | |
音声入力 | 9 | 1497 |
推敲・修正 | 21 | 1616 |
校正(2回) | 6 | 1743 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 5 | 1766 |
計 | 60分 | 1766 |