こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、文章講座でよくいただく質問「キャッチーなタイトルの付け方を教えてください」にお答えします。
先日、エンパシィーライティング・ベーシック講座で、参加者の方に驚かれたのですが、私はタイトルは最後につけています。その方が、内容に即して想定ターゲットに向いたタイトルが考えられるからです。
タイトルありきで、文章の内容を考えることはありません。
文章を書く手順は、
ゴール(目的)を考える
ターゲットとテーマを意識する
2から話の切り口を考える
何を書くのかキーワードを出す
キーワードの並び替え(構成)をする
仮タイトルを考える
文章を書く
タイトルを考える
です。
キーワードの中から、ターゲットの方が関心を持ってくれそうな単語を取り出して、組み合わせています。ちなみにブログのタイトルに関しては、あまりひねりを加えたり、小技を使ったりはしてないです。
つまり、あまりキャッチーな方向を狙っていません。理由は、私のキャラクターとは違うなぁと思うからです。
ただ、集客を狙ったセールスレターや、メルマガなど自分からアプローチをしかけて読んでほしいと思う場合には、もう少し考えなくてはいけません。
そういう時、私がまずやるのはYahoo!のトップページのチェックです。
Yahoo!のトップページには、今、一番たくさん読まれているニュースや多くの人に見てもらってる広告が表示されているわけです。それらのタイトルがどんな切り口になっているか? どんな単語で閲覧者の興味を誘っているか? それを考えます。
例えば、今、Yahoo!のトップページにはこんなキーワードがありました
〜〜のウラで起きたこと
〜〜が○○すぎる。
〜〜ってなんだ?
〜〜が大変身!?
〜〜の向き合い方
〜〜の目立ち方
〜〜の末路
「〜〜の末路」は一時、大流行していたタイトルです。本文を読むと、全然「末路」になってなくて、「なにこの記事?」と何度も思ったのを覚えています。こういう記事を読むと、タイトルだけで相手の興味を惹こうとしてるのがよくわかります。
読んでる私は、まんまとそれに乗せられているわけですが (苦笑
「○○すぎる」も流行りましたね。
関心を持って眺めていると、タイトルも流行り廃りがあるのがわかって面白いです。
私は、キャッチーなタイトルの記事を読んで、中身がそれに伴っていないとガッカリするし記事や掲載している媒体に対して不信感を持ちます。だからタイトルだけをキャッチーにしても意味はないと考えています。
もちろん、中身が伴っていてタイトルがキャッチーならGoodです。
「今、何がキャッチーなんだろう?」のヒントは、ネット上に溢れています。自分がニュースや広告を何気なくクリックした時に「私は、このタイトル(画像かもしれません)のどこに興味を持ったんだろう?」と、一瞬考えてみてください。
そこにヒントが隠れています。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 13 | |
音声入力 | 7 | 987 |
推敲・修正 | 21 | 1176 |
校正(2回) | 6 | 1201 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 5 | 1226 |
計 | 57分 | 1226 |