こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「好きを副業にする」方法についてお話しします。
先日のブログで、私は「Withコロナ 副業ではなく “複業”で働く」の記事を書きました。じゃあ、その本業以外の仕事をどうやって作るか? の話です。
本業以外でも働くのなら、好きなことが仕事になれば1番良いですし、楽しく働きやすいですよね。
そんな事例が、NIKKEIのコラムにあったので皆さんにシェアします。
会社員をしながら、趣味でチョコレートに関するブログを毎日更新している女性がいます。一年間1000個を目標に、4年間で4000種類以上のチョコを食べ、ブログで紹介していたら、チョコ関連の原稿執筆やイベント登壇者の仕事につながったそうです。
私は、このコラムを読んで「どんなブログなんだろう?」と関心を持ち、サイトを見に行きました。
そうしたら、チョコレートの写真を数枚掲載、チョコの感想は100文字から長くても140文字位。とてもシンプルな内容で、びっくりしました。
この記事を100本や200本書いても、副業にはならなかったと思うのです。でも、4年間で1500本書いたら……。仕事になる!!
私は、このブログを見て強い既視感を覚えました。
というのは。
私自身の体験とそっくり! と思ったからです。
私は、2000年にロボットコンテストの観戦を始めました。観戦していただけではなく、ビデオで動画を撮影し、DVDに焼いて大会に参加している人たちに配布していました。
2002年位にブログを始め、週に1回、自分が「面白いな」「このロボット、好き」と思った動画をアップしていました。まだ、YouTubeがなかった時代です。
素人の目線で、面白いと思ったものをアップしていただけです。文章もほとんどありませんでした。
私は、副業を目指して動画を配信していたわけではありません。ただ、楽しんでやっていました。見てくれる方がいるのも嬉しかったし。
けれど、それを2年間続けてちょうど100本になった頃、複数の出版社から連絡がありライターの仕事をいただきました。
当時は、イベント関係の会社で仕事をしていたので、ライターの仕事は副業でした。その後仕事を辞めたので、ライターが本業になった。そんな流れです。
それから15年、私はいまもライターを続けています。
好きを仕事にするには、自分が好きなものを情報発信していく必要があります。
その時に大切なのは、質よりも量。そして時間だと私は考えています。
5本、10本の記事で仕事に繋がる幸運は、滅多にありません。3ヶ月で100本の記事を書いても、なかなか仕事にはつながらないかもしれない。
でも、それを2年3年4年と続けていれば、どこかでチャンスが巡ってくる可能性があります。長く続ければ続けるほど、チャンスは訪れやすくなります。
好きを仕事にするとき。「誰も真似できない」すごい技術や情報を持っていれば、それは強い武器になります。
でも、そんな特別な才能を持っていなくても。誰でもできるけれども、誰もやっていない(または、継続していない)。そんな切り口を見つけることができたらOKです。
私がロボットの動画をアップしていた頃、まだYouTubeはありませんでした。でも動画をブログにアップするのは、ビデオ機材があれば誰でもできました。
誰でもできるけど、誰も継続してやっていなかったのです。
継続するためにネタが尽きないような仕組み、続けられる仕組みを考えていく必要があります。それは、始めてから工夫してもいい。
自分が好きなことだったら、そういった継続や仕組みづくりを考えるのも楽しみの1つになります。
すぐに収益につなげよう! と考えると、結果が出るのに時間がかかるので、しんどくなります。好きがいつか仕事に繋がったらいいな❤ くらいの軽い気持ちで、まずは始めてみる。
続けてみる。
それが、私が知っている副業を生むたった1つのコツです。参考になれば嬉しいです。
参考記事:
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 10 | |
音声入力 | 10 | 1248 |
推敲・修正 | 18 | 1500 |
校正(2回) | 10 | 1669 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 5 | 1694 |
計 | 58分 | 1694 |