こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「よいプレスリリースとは?」を考えます。
結論を言ってしまえば、よいプレスリリースとはマスコミが「ニュースにしたい!!」と思ってくれるプレスリリースです。
新商品や新製品、新サービスを出す時、もちろんプレスリリースを出しますが単に「新商品が出ます!」とプレスリリースに書いても、マスコミは取り上げてくれません。
「それは、広告(有料)でお願いします」という話だからです。
マスコミは公共の利益になる情報を伝える媒体です。
だから単に、イチ企業の新商品を何でも掲載してくれるわけではないのです。
もちろん、これがiPhoneやプレステの新製品だったりすれば話は別です。世界中で多くの人が、待ち望んでいる新製品がいよいよ出るとなれば、マスコミはこぞってニュースに取り上げます。
けれど、多くの企業は、それだけの知名度がある商品やサービスを持っていません。
それでも、メディアにプレスリリースを送り、ニュースとして取り上げてもらいたいと思うのなら、自社製品やサービスが
誰かの役にたつ!
これを使えば、社会の○○な課題が解決する!
というベネフィットをきちんと伝える必要があります。
他にも「面白い」や「へぇー」と感心するとか、驚きとかも読者や視聴者のメリットになるので、取り上げられやすいです。
新商品・新サービス・新たな取り組みなどをプレスリリースする場合は、タイトルを読んだだけで、その価値がストレートに伝わるように工夫しましょう。
プレスリリースのタイトルはキャッチコピーではありません。
ついついキャッチコピー風に思わせぶりな書き方をしてしまう場合がありますが、これはNGです。ふんわりとニュアンスを伝えるのではなく、一読で商品の特徴や価値、社会に与える影響がわかるように書きます。文章になっていて、いいのです。
ちなみに、タイトルやサブタイトルに商品名が入ってなくても大丈夫です。
このようにメディアがどういう情報を欲しがっているか? の視点や、タイトルの付け方を抑えておくのは非常に重要です。
ここがきちんとできていて、プレスリリースの基本を外さなければ、メディアの方に本文を読んでもらえる可能性が高まります。
多くのプレスリリースは、タイトルを一読しただけでボツになっています。
その難関をくぐり抜けられるのが、よいプレスリリースです!
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 7 | |
音声入力 | 8 | 972 |
推敲・修正 | 16 | 1005 |
校正(2回) | 5 | 1011 |
タイトル画作成 | 13 | |
アップロード | 5 | 1039 |
計 | 54分 | 1039 |