こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「プレスリリースには、別紙を必ず付けます!」という話をします
プレスリリースはA4 1枚が基本になります。A4ペラに書かれたタイトルやリード、本文を読んでニュースの概要が全て記者さんに伝わるようにします。
ただし。
私は、プレスリリースを作成するときには、必ず別紙をつけています。
この別紙には、開発背景とかデータ、グラフ、エビデンスといった詳細な情報を記載します。
と同時に、一番大事な情報も追加しています。
それは何か? というと、会社概要(または、団体経歴書)です。
日本の企業の99.7%は、中小企業です。
あなたの会社が、名前を言えば誰もが知っている、どんな事業をしているのかみんなが理解している企業だったらともかく、ほとんどの場合はそうではないでしょう。
プレスリリースには、もちろん問い合わせ先を記入してありますが、社名だけでは、世の中の大半の人はあなたの企業を知りません。どんな事業をしているのか、知りません。それはマスコミに勤めている記者さんも同じです。
この状況って、記者さんにとっては、誰から届いたのかわからないラブレターみたいなものです。
プレスリリースの本文を読んで関心を持ってくれた記者さんは「このプレスリリースは、どんな企業(団体・人)が出してくれたのだろう?」と考えます。信頼に値する企業や発送者からの情報でなければ、メディアに掲載できないからです。
記者さんが、プレスリリースの内容に強い関心を持ってくれて、時間に余裕があればホームページ等を検索してくれるかもしれません。でも、もしかしたら忙しくてそこまでできない可能性もあります。
というか、ほとんどの記者さんは多忙で、時間を割いてくれないと私は想像します。
その時、別紙に会社概要がきちんと書いてあったらどうでしょうか? それを読むだけで、記者さんはあなたの企業や事業に対して調べる手間が省けるわけです。
ですから、プレスリリースの別紙には必ず会社概要・履歴を掲載しておきましょう。
もちろん、プレスリリースは企業でなくても送付できます。
私が、最初に発送したのは、痴漢抑止バッジプロジェクトのキックオフを知らせるプレスリリースでした。個人が立ち上げたプロジェクトでしたから、もちろん会社概要も団体概要もありません。
だから、私のプロフィールを書きました。私がどんな経歴をもっており、どんな思いでプロジェクトを立ち上げたのかを別紙に記載しました。
そういった情報があることで、記者さんがプレスリリースに対して、問い合わせをしてくれる確率が高まります。
会社概要や会社履歴書は、1回作っておけばテンプレートとして使い回せます。ぜひプレスリリース用の会社概要・履歴書も作成しておいてください。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 6 | |
音声入力 | 7 | 1037 |
推敲・修正 | 13 | 1131 |
校正(2回) | 6 | 1151 |
タイトル画作成 | 6 | |
アップロード | 3 | 1171 |
計 | 分 |