こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、経営者や広報担当者が、今、必ず押さえておかなければならないキーワードSDGsについてお話をします。
SDGsという単語に対して「聞いたことがない」「よく知らない」と言う方がまだまだ多いようです。
「知ってる」と言う方の中には、SDGsをエコ問題と捉えている方が大勢います。
身近なところでは、スーパーやコンビニの無料袋が廃止されたのもSDGsの影響です。
だけど、SDGsはエコ問題だけを扱っているわけではありません。
SDGsは「世界を今以上に良くするために、2030年までに世界中で全員が協力して解決したい17の目標」です。これは、2015年9月に国連サミットで定められました。
もちろん日本も参加しています。
SDGsは国や大企業に任しておけばよいのではなく、私たち一人一人が課題を自分ごととして捉えて小さなアクションを起こしていくのが期待されています。
……という非常に高い目標掲げている割に、目標設定から5年経った今でも、SDGsの概念や、自分達との関わりが社会に浸透しているとはいえない状況です。
私は、その理由の1つに国がSDGsの説明に使用する言葉が難しくて、直感的に理解できない点があると思っています。
SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の意味ですが、サスティナブルという単語が日本では一般的ではありません。
先日も新聞に「持続可能性と書けばいいのに、なぜ馴染みのないカタカナを使うのか? 3回調べたけど、覚えられなかった」と82歳の男性からの投書が掲載されていました。
全く同感です。
正直、日本語で「持続可能な開発目標」と言われても、まだピンときません。
人は自分が知らないことには関心が持てません。ましてや、自分ごとと捉えることなんてできません。SDGsが広がらないのは、伝え方の問題も大きいと私は感じています。
だけど、これは捉え方によっては私たちにとってチャンスです!
多くの人がSDGsを理解できずにアクションを起こしていない。
その時に、ちょっとハードルが高く感じるかもしれないけれども、SDGsを学び自分のビジネスにどう関連があるのかを考えればいいのです。
SDGsは、あらゆる人の参加が求められています。自分のビジネスとSDGsをうまく絡めたアピールができれば、同業他社との差別化につながります。
少なくともプレスリリースを出す際に、SDGsの要素を必ず盛り込むのは今はお約束です。
SDGsに関しての詳しい情報は、外務省のサイトにあります。17の目標に対する細かい内容についてまで読んでおけば、自分のビジネスがどうSDGsに関われるのかより深く考察できます。
参考URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
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