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今、日本語が危ない

今、日本語が危ない

こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。

 

今日は「今、日本語が危ない」と、私が考えている理由をお話しします。

 

2020年9月25日に、文化庁が「国語に関する世論調査」の結果を発表しました。

 

今回の調査では「今の国語は乱れていると思いますか。それとも、乱れていないと思いますか」の質問に「非常に乱れていると思う」と「ある程度乱れていると思う」を選んだ人は計66.1%、「あまり乱れていないと思う」と「全く乱れていないと思う」を選んだ人は計30.2%だったそうです。

 

「乱れている」は1999年度から約20ポイント減り、「乱れていない」も約20ポイント増えたと報告されています。

 

乱れていないと考える人の理由は「言葉は時代によって変わるものだから」が、1番多く39.0%です。

 

「言葉は、時代によって変わるもの」という意見には、私も賛成です。私も、正しい日本語はないと考えています。

 

「正しい日本語はない。けれど、間違った日本語はある」というのが、私のスタンスです。

 

「間違った日本語」とは、人に伝わらない日本語です。

 

そして私は、これからは日本語が使えない人が増えていくだろうと予測しています。

 

1995年、日本にインターネットが入るまでは、私達の目に触れるあらゆる文章はプロの書いたものでした。

 

新聞・雑誌・教科書・絵本、漫画ですら、プロが書き編集者がチェックして、世の中に出ていました。新聞や雑誌の読者投稿欄の文章も、編集者がチェックした上で掲載されていたわけです。

 

けれどインターネットの普及で、誰でも自由に、自分の言葉で文章を発表できるようになりました。2005年にブログが日本に入ってきてから、発表される文章量は圧倒的に増えています。

 

今の20代は、素人が書いた文章を大量に読んで育った世代です。

 

ニュースでも、一読して意味が理解できない文章を見る機会が増えました。

 

私は、一度Yahoo!のトップニュースに書きかけの原稿がアップされているのを見て驚きました。以前は当たり前にあった校閲のシステムが、ニュースサイトでも全く機能していないのが明らかです。

 

ネット文化が広がるまで、私達は、プロが書いた文章を浴びるように読んでいました。正しい日本語の文章を読み、無意識のうちに文章力を身につけていたのです。

 

私は、仕事で大学のホームページ管理もしています。正直、学生から提出されるレポートの文章には、愕然としています。主語も述語もグチャグチャで、前後の脈絡もなく何を伝えたいのかわからない言葉が並んでいるからです。

 

若い方の文章を読むたびに「日本語が危ない」。私は、本気でそう考えています。



〈ブログ作成記録〉
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