こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、私がくじけそうな時に思い出す「半径5kmで1位を狙う」話をします。
フリーライターになってから、私はいつも自信がなくてウジウジとしていました。
自分の書いた原稿は、これでいいんだろうか?
本当にこのままライターとしてやっていけるのか?
いつか仕事がなくなるのでは?
いつも不安で、悩んでいました。
そんな時にある雑誌で、インタビュー記事を読んだのです。
登場していたのは、その頃、社会で注目を浴びてコラムを書いたり、メディアに出たりして活躍している若い女性でした。
その人がご自身のエピソードの中で
フリーで仕事をすることになったとき、父から
「半径5km以内で1位になりなさい。そうすれば、仕事は何とかなる」
とアドバイスされました。
とおっしゃっていたのです。
私は、この言葉にすごく励まされました。
「そっか。仕事をしていくには、広いところですっごいことをしなくても、半径5kmで勝負すればいいんだ」
そう考えると、不安な気持ちが少し楽になったのです。
もちろん私はライターとして未熟で、半径5kmでも1位なんて取れそうもありませんでした
。でも、ロボット分野の記事を書くライターとしてなら、半径5kmで1位は取れるかもしれないと思ったのです。
私がライターの仕事を始めた2004年頃、ロボット界隈は今以上にニッチなジャンルでした。ロボットの記事を専門に書いているライターは、全国でも珍しかったからです。
業種にジャンルを掛け合わせたら、競合相手はぐっと少なくなる。その中でなら、私も何とかやっていけるかもしれない。そうやって、自分を励ましてきました。
仕事をする中で、ご縁をつないで、少しずつできることを増やしました。
文章講座をしたり、電子書籍や小冊子の出版をサポートしたり、プレスリリースのアドバイスをしたりが、仕事になってきました。
こうしたひとつひとつも、例えば、
プレスリリースを教える人は大勢いるけれど、プレスリリースを受け取る側(ライター)と、出してメディアに取りあげられる側の両方を経験してる人はほぼいない。
文章講座はたくさんあるけれど、音声入力を活用している人は少ない。
原稿の書き起こしから、小冊子や電子書籍の出版サポートまでできる人はすくない。
……みたいに、スキル×スキルで自分の特性を強く出すのを意識しています。
そんなふうにして私は、半径5kmで1位になる方法を探しながら、今日も仕事をしています。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 7 | |
音声入力 | 6 | 921 |
推敲・修正 | 12 | 1010 |
校正(2回) | 5 | 1024 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 4 | 1044 |
計 | 39分 |