こんにちは。今日は、クラウドファンディングのプロジェクトページについてお話をします。
業界大手のREADYFORは、クラウドファンディングの成功率No.1を誇っています。それでもプロジェクトが成功するのは75%だそうです。逆に言えば25%のプロジェクトは、目標金額を達成できずに失敗しています。
他のプラットフォームを追加したら、クラウドファンディングの成功率はもっと低くなるでしょう
クラウドファンディングのプロジェクトページの目標は、共感を得てご支援をいただくことです。そのためには信頼感のある文章を書かなくてはなりません。
ではどんな文章だったら、ご支援をいただくことができるのでしょうか?
これはクラウドファンディングの目的によっても、成功パターンが変わってくるでしょう。成功パターンを知りたかったら、成功しているプロジェクトページを見てマネるのが1番の近道です。
この時に私は、成功しているプロジェクトだけを見るのではなく、残念ながら不成立に終わってしまったクラウドファンディングのプロジェクトと見比べました。
どこが違うのか?
そこを意識して、成功パターンを読み解いていきます。そうすれば、おのずと自分がどんなプロジェクトページを作成すれば良いのかが見えてきます。
私が今、挑戦しているのは、社会貢献的なクラウドファンディングになります。プロジェクトページを作るにあたって意識したのは、次の6つのポイントです。
①冒頭で要約をまとめる
冒頭を読んだだけでプロジェクトの概要や、目指す未来などがわかるように簡潔にまとめるよう努力しました。
ここで共感を得て、プロジェクトのことをもっとよく知りたいと思っていただくためです。
②誰がどんな思いでプロジェクトを立ち上げたのか?
以前のブログにも書いたように、ご支援してくださる方は誰がどのような思いでプロジェクトを立ち上げたのかを気にかけています。
クラウドファンディングでは、最初は自分の友人知人のご支援から始まり、徐々にもっと広い層に広がって、多くの方からご支援を集めるのが理想の成功パターンです。
どこの誰とも知らない人に資金提供するのは、ためらうのが普通ではないでしょうか?
ここでは起案者が自己開示をし、活動に邁進している姿の写真を載せたりするのが大事だと考えました。
③プロジェクト発案に至るまでの具体的なエピソード
自己資金で賄えないから、クラウドファンディングでご支援を募るのです。
なぜそのプロジェクトをやろうと決意したのか? そこには具体的な経験や思いがあるはずです。それを丁寧に伝えることを意識しました。
これまでの活動実績も、具体的にわかるよう写真を交えて伝えています。活動の実績が明らかだと、信頼性を高めることができるからです。
④プロジェクトの実現性
目標金額が集まれば、きちんとプロジェクトが実行されるのか?
これは非常に重要な点です。大きな目標を掲げても、それが絵に描いた餅では意味がありません。
今回は、アニメーション制作をする企画です。協力してくれるアニメーターやデザイナーが既に決定していて、実際に動き出しているのを伝えることを意識しました。
「このメンバーなら大丈夫!」と信頼を得られるるように、メンバーの実績も掲載しました。
⑤プロジェクト後に実現する未来
このプロジェクトが実現したら、どんな良い未来が訪れるのか?
それをきちんと書きます。
私は、READYFORのトップにある「今より一歩、好きな方の未来へ」というキャッチフレーズが大好きです。
プロジェクトを支援してくださった皆さんと一緒に、今よりも一歩、いい未来を目ざすと伝えています。
⑥背中を押す
「ご支援ください」と、支援を必要としていることを明記しました。
クラウドファンディングをしているのだから、改めて書くまでもないと考えるかもしれませんが……。
実は、大切です。
プロジェクトページを読んでくださった方の背中を押しましょう。
プロジェクトページを読んでいただき、共感を得て、初めてご支援に繋がります。情報の出し惜しみをせず、かつ長すぎに留意して効果的な文章を練り上げましょう。
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 8 | |
音声入力 | 13 | 1516 |
推敲・修正 | 14 | |
校正(2回) | 8 | 1690 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 4 | 1721 |
計 | 52分 | 1721 |