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伝わらない相手に伝える(認知症)

伝わらない相手に伝える(認知症)

こんにちは。今日は伝わらない相手に伝えるという話をします。

 

自分が伝えたい言葉が阿吽の呼吸で、相手に伝わるのはとても気持ちが良いものです。けれど、そういう関係性ばかりではありません。

 

実は、私の舅が認知症です。おまけに加齢で耳も悪い。なのに補聴器はイヤでつけてくれない状況です。だから、日常の会話に戸惑うことも多いです。

 

舅の認知症が進んでいるのに気づいたのは、3年前の年末年始に家族が集まった時でした。

 

夜が更けて、今後のこととか割と込み入った話を始めた頃に、会話が全く進まなくなりました。話の途中で、舅が何度も怒りだすからです。

 

舅はとても穏やかな方で、普段意味もなく怒ったりする人ではありません。

 

私はヨメなので、家族の話に積極的に口を出す立場ではなく会話には加わらず、傍観者ポジションで様子を見守っていました。だから、「あれ、おかしいな?」というのに誰よりも早く気づいたのでしょう。

 

仮説を立てました。

 

舅は耳が遠く、話を全部聞き取れてるわけではない。これは日常会話でも感じていたことです。多分、今も単語を拾って、足りない情報は自分の中で推測してしているんだろう。

 

その推測がズレているから、義姉や夫の言葉を曲解して怒り出してしまう。

 

もう一つ、義姉が丁寧に伝えている言葉を一旦理解しても、すぐに忘れてしまっているようだ。

 

この2つを見ていて感じました。

 

そこで私はいつも持ち歩いているA4ノートを取り出して、義姉が言いたいことを箇条書きに整理し書き出しました。それを舅に見せて「お義姉さんは、今こういう話をしているんだよ?」と伝えると、舅は途端に落ち着いて、話がスムーズにまとまりました。

 

以来、私は舅専用ノートを作り、大事なことを伝えるときには、必ずノートに書き記すことにしています。

 

舅は、認知症という症状を持っているので非常にわかりやすいのですが、会話をしていても、メールやTwitterのやりとりをしていても、会話が通じない相手が時々います。

 

そういう時に、自分の主張を丁寧に繰り返しても、なかなか話が発展しないことがあります。

 

人は、それぞれ自分の世界に住んでいて、モノゴトの理解の仕方は人によって違う。

 

相手に伝わりやすい言葉や、理解しやすい方法は何があるんだろう? を考える癖を持っていると、コミニケーションはかなり楽になります。

 

舅の件に関していうと、最近、お弁当の宅配を取るようになりました。毎日、お昼にお弁当を届けてくれるので、自炊が難しくなってきた舅には非常にありがたいです。

 

ただ、お弁当の受け取りや、食器返却のルールが認知症の舅にはちょっと難しい。

 

そこで私は、お弁当を受け取っている風景やお弁当の入ってるバッグ、空になったお弁当などを写真に撮って、コメント付きのマニュアルを作成しました。

 

舅はそのマニュアルを毎日暇さえあれば見て、確認しています。何度も「お弁当箱はバッグに入れて返す」「バッグはどこにある?」と自分で確認してます。それこそ5分おきに、バッグを確認しています。

 

おかげで1週間もかからずに、1人でお弁当を受け取ることができるようになりました。めでたしめでたし。

 

伝え方を工夫するのは、自分のストレスを減らす最良の方法でもあります。誰かの参考になれば嬉しいです。



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