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私を文章講師にしてくれたO君のこと

私を文章講師にしてくれたO君のこと

こんにちは。今日は、私を文章講師にしてくれたO君について、思い出話を書きます。

 

私は2005年からある大学のサークルサイトの管理人をしています。学生の日頃の活動や、ロボットイベントに参加したときのレポートを書いてもらい、内容をチェックして掲載しています。

 

サイト管理を始めたばかりの頃、学生たちの文章を初めて見たときは、怪しい日本語にびっくりしました。

てにをはの使い方や、主語と述語がズレている意味が取れない文章を、書き直し続けたおかげで、私の推敲力はずいぶんアップしました。

 

これまで、大勢の学生に接してきましたが、忘れられないのはO君です。

 

O君が1年生の時に初めて大会に出て、提出したレポートは、

 

 

大会に出場しました。

負けました。

次はがんばります。

 

 

でした。

 

このレポート、大会に出ていなくても書けます。

何なら4年間、全ての大会イベントレポートに適応できます。そういう意味ではすごい応用力がある文章と言えるかもしれません。(棒読み)。

 

その頃は、私は週に1回出勤し、メンバー一人一人に「今週は、何やったの?」とヒアリングをして、それぞれの活動日誌を代筆していました。

 

最初、O君は私が話しかけても「特に、何もしてません」と答えていました。「今、加工している部品はなに?」「なんのためにあるの?」と具体的に尋ねても、自分がやっていることや、努力していることが言葉にできない感じでした。

 

当時のO君は、私の顔を見ると露骨に逃げ回っていました。私は、O君を追いかけて、製作しているロボットを指し示しながら「これは何のためにあるの?」「なぜ、今、これを改良しているの?」「できあがったら、ロボットはどう変わるの?」と細かく聞いていました。

 

そして、それを文章にし、活動日誌としてアップし続けました。

 

秋の大会が近づいた頃、O君が、ロボットを持って私のところに走り寄ってきて「今週は、@@@をしました!」「ロボットのスピードあがりました!」と勢い込んで話し出しました。

 

それは、私が思わず後ずさりする位の勢いでした。

 

その頃からO君が提出するレポートが、明らかに変わりました、文章量は長くなり、内容もきちんとしています。卒業間近になったときには、サークルメンバーの中で一番しっかりしたレポートを提出するのはO君でした。

 

「文章力って、訓練すれば伸びるんだなぁ」

 

O君との交流を通じて、私はそのことに気づきました。

 

そして、その翌年から新人メンバーに対して、春に文章講座をするようになりました。最初に文章講座をすることで、その後に提出されるレポートがしっかりするので、私の仕事も非常に楽になりました。

 

数年後、私は、外部から文章講師の仕事をいただいてするようになりました。もしO君との出会いがなければ、私は文章講師の仕事をしていなかったかもしれません。

 

O君だけではなく、私もあの3年間で成長したのだと、彼との出会いに感謝しています。



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